クロムハーツコピー トーキョーのオープン20周年を祝うスペシャルイベントを前に来日したリチャード・スタークさんは、念願だったバイクでの日本列島縦断ツーリングを決行。北海道では、大好物のラーメンを思う存分堪能したという。共同オーナーで妻のローリー・リン・スターク、デザイナーでミュージシャンでもある長女のジェシー・ジョー、そして双子の次女フランキーと長男クリスチャンというスターク・ファミリーが勢...

スターク一家に訊いた──クロムハーツの現在と未来

Attualità postato da aaakopi1 || 2 anni fa

クロムハーツコピー トーキョーのオープン20周年を祝うスペシャルイベントを前に来日したリチャード・スタークさんは、念願だったバイクでの日本列島縦断ツーリングを決行。北海道では、大好物のラーメンを思う存分堪能したという。共同オーナーで妻のローリー・リン・スターク、デザイナーでミュージシャンでもある長女のジェシー・ジョー、そして双子の次女フランキーと長男クリスチャンというスターク・ファミリーが勢揃いし、インタビューはクロムハーツ トーキョー内で、とても和やかな雰囲気のなか行われた。 リチャード・スタークとスターク家 リチャード・スタークは1960年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。https://www.aaakopi.com/ 88年に写真家・アートディレクターとして活躍していたローリー・リンと出会い、共同でレザーウェア、ジュエリー、家具等を手掛けるブランド、クロムハーツを設立。多くのセレブリティに支持され、世界中で大ブームを巻き起こす。現在はジェシー・ジョー、フランキー、クリスチャンという二女一男とともに、文字通りのファミリービジネスを展開する。 鈴木編集長 この20年を振り返ってみて、何を思い出されますか。 リチャード ここは、日本で最初に建てた店だったんだ。だから、色々なことを学んだよ。完成までには多くのトラブルがあったけど、頭をひねって解決策を見出すのも楽しい時間でしたね。 フランキー ロサンゼルスから職人を呼び寄せたのよね。 リチャード それでもキャビネットを設置し直したり、意図していた木材が手に入らなかったり、と準備していたものが、全然うまく機能しなかった。結局、1階部分は工事が終えられず、そこは開放できないまま、オープン初日を迎えたんだ。招待状は送ってしまっていたからね……。 ローリー・リン 覚えてる? 入り口の扉をつけ忘れたこと(笑)。 リチャード そうだね。今となってはいい思い出だよ。 鈴木編集長 この店がこれだけ長い間続くことを、最初から想像していましたか? リチャード もちろん。クロムハーツは、150年続く会社にするつもりで始めたんだ。幸いにも私たちには子どもたちがいて、彼らはこのビジネスを愛している。世代を超えて存続していくと思うよ。 鈴木編集長 お子さんたちはいつからクロムハーツのために「仕事」をしているんですか? クリスチャン 8歳か9歳くらいからかな。 ジェシー・ジョー 私は17歳から。どんなものを作ろうかという話し合いをするのが、とても好きなんです。もちろん、実際にそのものができていく工程も。 鈴木編集長 世界的なブランドとして発展しているのに、文字通り家族で経営しているのは珍しいですね。そんなインディーなところに魅力があるわけですが。 ジェシー・ジョー それが一番しっくりくると思うこともあるし、不思議に思うこともあります。でも私は、私たちがやっていることが大好き。すべてが流れるように、くっついている感じで……。私たちがそうやって暮らしていけること、その力を持っていることを、本当に幸せに感じているの。 https://www.gqjapan.jp/fashion/article/20200201-chrome-heartsで転載